携帯電話の使い道
私は今奥歯の治療で歯科に通っているため、『歯』というキーワードが目につきやすくなっています。先日もネットの『歯磨きお助けアプリ』に関するニュースに目がいきました。もうお使いのご家庭もあるかもしれません。モンスターを倒したり、ごほうびシールをもらったり、動物の歯を磨いたり・・いろいろあるようですね。子どもが歯磨きを嫌がるというお悩みをおもちの方は多いと思います。楽しく歯磨きが出来るならアプリを使うのもいいですよね。
大阪府では携帯電話の小中学校への持ち込みが許可されたというニュースもありました。この動きは去年6月、登校時間帯に発生した大阪北部地震で、安否確認に時間がかかったことをきっかけに始まったそうで、都道府県レベルで持ち込みを許可するのは大阪府が初めてだそうです。我が家も東日本大震災のときには子ども達の安否確認は夜の9時過ぎまで出来ませんでした。ただ携帯電話は使えず、徒歩での帰宅時に公衆電話を見つけて自宅に電話しました。当時とは状況が違い、携帯電話は子どもにも身近なものになっていますが、リスクは格段に増えています。授業中使うことはあまりないかもしれませんが、通学路での歩きスマホや、通学途中でゲームに興じてしまうことはあるかと懸念します。学校でも家庭でも、携帯を使用する際のマナーや、インターネットの危険性を繰り返し知らせる必要があるかと思います。今後他の自治体にも導入の動きは広がっていくと予想されるので、ルールについても、共通認識になるものが作られるのかもしれません。
ルールといえば、ビジネスの世界における休日のメール対応も問題になっていますね。どこにいてもインターネットへの接続が可能になり、「逃げ場」がなくなってきています。フランスでは「つながらない権利」という労働者の権利が法律で認められているそうです。他にもイタリアやアメリカなど諸外国ではそのような動きが進んでいるようです。日本では働き方改革関連法が4月から施行になりますが、まだあまり顕著な動きはなさそうです。皆様の職場では何かルールが出来ていますか?
休日メール対策とは違いますが、先日近隣の小学校から、先生方の労働時間に関する対応として、ある時間以降は留守番電話に切り替わりますというお知らせをいただきました。私達も職員間では、時間外の連絡が蔓延しないように、確認や相談は園にいる間におこなうことを共通認識にしています。また、職員の業務負担を減らすだけでなく、保護者の方にも便利さを感じていただけるように、出来るところからICT化に取り組んでいます。4月からは連絡帳機能をピピオで配信する予定です。詳細は後日お知らせいたしますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 (飯塚)