Column

様はサッカーに興味はありますか?

先日、オランダ1部ヘーレンフェーンでご活躍中の小林祐希選手を清香会にお招きして、
講演をしていただく機会がありました。

法人のリーダー層が研修を受けている本田ゆみ氏と小林選手も親交があり、
本田氏がぜひ小林選手の話を清香会の方々にも聞かせたい!ということで、
小林選手に打診したところ快諾していただきました。

幼少期からJリーグ時代、海外移籍や将来の夢など、明朗快活にお話してくださいました。 その中から印象的なエピソードを2つご紹介します。 
①幼少期は、幼稚園では園庭でずっとサッカーをし、
小学校でも授業を抜け出して校庭でサッカーボールを追いかけていたとのこと。 ですがあるとき、校長先生に「自分は足元にサッカーボールを置いておけたら、
授業中教室にいられそうな気がするので、認めてもらえますか」と自ら聞きに行ったそうです。 校長先生はそれを許してくださったそうで、
それ以来ボールを足元に置いたら本当に授業を抜け出さなくなったそうです。

このエピソードを聞いてすごいと思たのは、幼稚園でも学校でも、 サッカーばかりしている小林少年を、周囲の方々は温かく見守っていたことです。
陰でお母様はいろいろ問題を起こす息子のことを頭を下げて回っていたそうですが、
周囲に自分を認めてもらえたからこそ、
今の超ポジティブな小林選手があるのかなと思いました。

②小林選手はクラブチームに入ったときから、
熱心に練習をしたのはもちろんのこと、
ボールを磨く、ドリンクボトルを洗うなどの裏方の仕事も毎日続けたそうです。 
レギュラーになってもキャプテンになっても、一人で8年間毎日続けたそうです。

このお話を聞いて私はとても感動しました。うわべだけでなく、
誰に認められなくても地道に自分が決めたことをやり遂げる強さ、
必要なことを継続する力、好きなことへの情熱・・・

素晴らしいと思いました。
これだけやっているのだから誰にも負けないという自信は、
小林選手を支えていることと思います。 三日坊主で終わることが多い自分の姿勢を大いに反省しました。

壁に当ったときは
『壁を超えるとまたうまくなっちゃうな、オレ!』と考える」
「愚痴が特定の人の悪口になってしまったときは次の日その人を褒めまくる」
「小さな結果をモチベーションにしている」
「短い目標設定を決める」などなど、
分野は違いますが、その他参考になるお話をたくさん伺うことができました。
明確な考えがあり、堂々とはっきりと言い切る小林選手に、誰もが圧倒されました。
参加した職員はその熱意、超がつく前向きさに触れ、大いに刺激を受けていました。
最後に100名近い参加職員一人ひとりが所信表明を発表しました。
小林選手は発言者の目をまっすぐ見つめて聞いてくださいました。

「願えば叶うと」信じ、私達も子ども達のために頑張っていきます! 
☆夢に向かって頑張っている小林選手、とても素敵な方でした。
当面の目標は日本代表としてW杯に出ることだそうです。
皆様も小林選手を応援していただけると嬉しいです!

☆ブレインストレッチ(本田ゆみ氏推奨)
脳科学に基づいて、それぞれの個性に合わせた瞑想を行い、
脳を活性化させることで個人の能力を向上させるというものです。
小林選手も実践し効果を実感なさっています。

清香会でも取り入れています。


飯塚 佳代子