なんて伝えようかな…?
いよいよGWがはじまります。今年のGWは、例年とは少し違い、天皇陛下の退位や即位があり
“元号”が変わりますね。一体、元号は変わるってどういうこと・・・?なんでこんなに長期連休なの?めったにないこの機会を、子ども達にも伝えよう!と調べてみました。
すると…“即位の日”“国民の休日”“憲法記念日”みなさんだったらどのように子ども達に伝えますか?大人なら「天皇陛下が変わって新しい天皇陛下に・・・」と説明がつきますが、子ども達にいざ同じ
ように伝えようとすると、そもそも“天皇陛下って・・・?”
さて、どうやって伝えようか?そんな疑問も生まれてきます。
子ども達にとっては、「園がお休みの日」それでいいのかもしれませんが、意外にも子ども達に祝日等の意味を伝えると覚えていたりするものです。
“子どもには難しいから”ではなく、年中さんや年長さん、その学年に合わせた言葉で、子どもにも
分かるように、簡単に伝えていくことが大事なのではないかと思います。
そもそも祝日とは・・・?
改めて調べてみると “「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき
社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。」”と書いてありました。
園でも、お休みの前に“どうして休みなのか”16日間ある祝日の意味をこの連休に限らず、伝えていきたいと思います。
話は変わりますが、この先数年の間に日本国内ではいろいろなことがありますね。
西暦でいうと、今年2019年にはラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピック、さらには愛知万博や紙幣も新しくなります。
こういった動きに子ども達も少なからず変化を感じるのではないでしょうか。
マリア・モンテッソーリの言葉で「こどもは、できないのではなく、やりかたがわからないだけ」とあります。
大人はどうしても“子どもには難しいから”という大人の判断での線引きをしがちです。
しかし、教えてみると大人が思うより意外とできたり、知らせると覚えていたりします。
日本の昔からある伝統や文化、今を生きる子どもたちを取り巻き、起きていることを少しずつでも言葉にして話していくことが大切なのだと改めて思う次第です。
そんなことを思いながらこのコラムを書いていると・・・ランチの時間だ!!急いでランチルームにランチを食べに行きました。
すると同じ机で食べていた子が突然「先生、ぼくお休みの日はね、おばあちゃん家にいくんだ~!」
「あ、わたしも!飛行機に乗ってね~・・・」と、話をしてくれた子がいました。
やっぱり、なんといっても休日は普段の平日よりも家族と過ごせる時間が長く、子ども達にとっては
とっても待ち遠しいようです。
公園で遊んだり、ちょっと遠出をしたり、過ごし方はさまざまだと思いますが、最大10連休という
この長期休み。
普段通りお仕事だという方もいらっしゃると思いますが、皆様身体には気を付けてお過ごしください。連休明け、元気いっぱいな子ども達に会えるのを職員みんな楽しみにしています。 (飯村)