季節の移り変わり
新緑がまぶしい季節がやってきました。今年は桜の散るのも早く、お天気が良いと早くも汗ばむ日も多くなってきました。四季がはっきりとしている日本は、季節が生活にも大きな影響を与えています。
衣:「衣替え」という言葉があるように、季節ごとに衣服を替えることを楽しんでいます。
食:旬の食材をその季節ごとに食べ、味わいます。
住:高温多湿の風土に合うように建てられています。
また、日本の気象庁が定めている用語としての「四季」は、「春:3~5月」「夏:6月~8月」「秋:9月~11月」「冬:12月~2月」です。天気予報で用いられる四季はこれをもとにしています。
そして暦上の二十四節気(にじゅうしせっき)があります。
二十四節気は太陽の動きをもとにしています。太陽が移動する天球上の道を黄道といい、黄道を24等分したものが二十四節気です。暦上では、「春:立春(2/4頃~)」「夏:立夏(5/5頃~)」「秋:立秋(8/7頃~)」「冬:立冬(11/7頃~)」と実際の四季よりも早く感じられます。
5月には以下の二つの節気があります。
5/5立夏(りっか)この日から立秋の前日までが、暦の上での夏です。山々に緑が目立ち始め、夏の気配を感じ始める頃。「夏立つ」「夏来る」ともいいます。
5/21小満(しょうまん) 陽気もよくなり、草木なども次第に生い茂ってくる季節。麦が穂をつけ、農家では田に苗を植える準備などを始めます。
園では、二十四節気の日には調理業務を委託して
いるミールケアさんより、暦にちなんだランチョン
マットが配布されています。
子ども達にも四季や暦を知らせながら、さまざまな
感性を磨いていきたいと思います。感じることは
違いが判ることの始まりです。たくさんのものを
見たり聞いたり触れたりしながら感じることで
考える力、学ぶ力を育んでいきたいと思います。