“子どものためのプラーナヤーマ“
先月、「子どものためのプラーナヤーマ」講座に行ってきました。
「プラーナヤーマ」とはインドの言葉(サンスクリット語)で
「呼吸法」という意味です。
呼吸は、自律神経のなかで唯一自分でコントロールできるものです。
自律神経とは、循環器(血液の流れ)、呼吸器、消化器などの活動を調整するために、
24時間フル稼働をしている神経のこと。
主に日中に緊張やストレスを感じているときに活性化される「交感神経」と、
就寝中やリラックス状態のときに活性化される「副交感神経」の2種類があり、
両者がバランスを保ちながら活動することで、健康維持や快眠につながります。
呼吸法というと難しく聞こえるかもしれませんが、
忙しい時、焦った時にふーっと息を深くはくだけでも緊張状態が少し緩和されます。
最近の子どもたちは口呼吸が多くなっていますが、
口呼吸は菌やウイルスが体にダイレクトに入り込み、
風邪や感染症に体がさらされやすくなります。
また、口内の環境が乾燥し、肌荒れ、歯に良い影響を与えません。
これに対して鼻呼吸は、
菌やウイルスを可能な限り除去した状態の空気が肺に入ります。
鼻を空気が通過することで身体に負担をかけないよう、空気を加湿、湿らせた状態にします。
口がしっかり閉じた状態になるので、
口の中が湿った状態、唾液が分泌され、唾液の殺菌作用で細菌の増殖をふせぎます。
呼吸法には目的によっていろいろな種類があります。
ここでひとつ、ご紹介します。
≪片鼻呼吸法≫
1右手で右の鼻をふさぎます
2左の鼻から一息吸って
3両鼻をふさぎます
4右の鼻から息をはきます(左の鼻はふさいだまま)
5そのまま右の鼻から息を吸って
6また両鼻をふさぎ
7最後に左の鼻からはきます
これを何度か繰り返します。
この呼吸法は、「なんだかわからないけれど落ち着かない」というときに
交感神経と副交感神経のバランスを整えてくれます。
しんどい、やる気がない、などの疲れやすい時にお勧めです。
普段呼吸を意識してすることはなかなかありませんが、笑うこと、話すことも呼吸のひとつです。
上手に呼吸法を取り入れて、健康的で豊かな生活を送っていきましょう!
(参考文献)
「子どものためのプラーナヤーマ」 カタオカマリコLBLE
「プラーナヤーマ」とはインドの言葉(サンスクリット語)で
「呼吸法」という意味です。
呼吸は、自律神経のなかで唯一自分でコントロールできるものです。
自律神経とは、循環器(血液の流れ)、呼吸器、消化器などの活動を調整するために、
24時間フル稼働をしている神経のこと。
主に日中に緊張やストレスを感じているときに活性化される「交感神経」と、
就寝中やリラックス状態のときに活性化される「副交感神経」の2種類があり、
両者がバランスを保ちながら活動することで、健康維持や快眠につながります。
呼吸法というと難しく聞こえるかもしれませんが、
忙しい時、焦った時にふーっと息を深くはくだけでも緊張状態が少し緩和されます。
最近の子どもたちは口呼吸が多くなっていますが、
口呼吸は菌やウイルスが体にダイレクトに入り込み、
風邪や感染症に体がさらされやすくなります。
また、口内の環境が乾燥し、肌荒れ、歯に良い影響を与えません。
これに対して鼻呼吸は、
菌やウイルスを可能な限り除去した状態の空気が肺に入ります。
鼻を空気が通過することで身体に負担をかけないよう、空気を加湿、湿らせた状態にします。
口がしっかり閉じた状態になるので、
口の中が湿った状態、唾液が分泌され、唾液の殺菌作用で細菌の増殖をふせぎます。
呼吸法には目的によっていろいろな種類があります。
ここでひとつ、ご紹介します。
≪片鼻呼吸法≫
1右手で右の鼻をふさぎます
2左の鼻から一息吸って
3両鼻をふさぎます
4右の鼻から息をはきます(左の鼻はふさいだまま)
5そのまま右の鼻から息を吸って
6また両鼻をふさぎ
7最後に左の鼻からはきます
これを何度か繰り返します。
この呼吸法は、「なんだかわからないけれど落ち着かない」というときに
交感神経と副交感神経のバランスを整えてくれます。
しんどい、やる気がない、などの疲れやすい時にお勧めです。
普段呼吸を意識してすることはなかなかありませんが、笑うこと、話すことも呼吸のひとつです。
上手に呼吸法を取り入れて、健康的で豊かな生活を送っていきましょう!
(参考文献)
「子どものためのプラーナヤーマ」 カタオカマリコLBLE