今回の事故の件で感じたこと・・・
今回の事故の件で感じたこと…
池袋での交通事故、大津での保育園の散歩中の事故…
今年度に入ってから、本当に胸を痛める事件が続きました。
保育業界で働く者として、そして3歳の息子を持つ父として、決してこれらの事件は他人事ではありません。
私達職員は、この事件を「自分達だったら」と主観的に捉え、同じような事件が二度と起きないよう対策しなくてはなりません。
今回の事件が起きた後、すぐに職員間で散歩の仕方について再度共有し、ルールを確認しました。
・信号待ちの時はできる限り車道から離れる
・車道側でなく、なるべく壁側を歩く
・保育士は必ず車道側で子どもを守る
・適切な職員配置と散歩のルートの再検討
・横断歩道の渡り方と職員の付き方
・工事現場など、頭上や周囲に危険物がないかの確認
等です。何より大切なことは、『自分達の身は自分達で守る』ということです。
「青信号だから車は止まってくれるだろう」ではなく、渡る前には左右の安全確認を行う。
「歩道だから安全だろう」ではなく、車道から少しでも離れた場所に行く。
まずは、「~だろう」という気持ちをなくし、危機管理の徹底を行っていきます。
事故の件は本当につらいニュースでしたが、現在ツイッター上で『保育士さんありがとう』のハッシュタグが溢れています。
数々の温かいメッセージに私達保育士も励まされ、保育士という仕事のやりがいや素晴らしさを感じるとともに、私達が行っている仕事の責任の重さを改めて実感しています。
『大切な子どもの命を預かっている仕事』ということを念頭に、職員一同いま一度気を引き締め、子ども達の安全に努めていきます。
今回の事故で亡くなった方々のご冥福と、怪我をされた園児や保育士の方の一日も
早い回復を、お祈り申し上げます。
(中野)