Column

偉人の言葉に学ぶ

昔の偉人と呼ばれる方々の言葉は、多くの人の共感を得、多くの人を励まし、多くの人の心の指針となっています。

私たちがよく目にするのは、相田みつをさんのフレーズでしょうか・・・。

有名なところでは、

 つまずいたっていいじゃないか にんげんだもの

 

 人間にはなあ、どんなに避けようとしてもどうしても通らなくてはならぬ道というものがあるんだな そんなときは、その道をだまって歩くことだな 愚痴や弱音を吐かないでな 黙って歩くんだよ ただ黙って 涙なんか見せちゃダメだぜ そしてなあ その時なんだよ 人間としてのいのちの根がふかくなるのは

などでしょうか。

皆様もきっと心に残る「フレーズ」を持っていて、何かあった時には思い出して励まされたり、共感したり、勇気をもらったりしていることと思います。

 

私が心に残っている言葉は、山本 五十六さんの・・・次のフレーズです。 

「やって見せ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

 

私は、山本五十六さんのことは、そんなに詳しくは知りませんが、この言葉のように人に接することができれば、人はきっと一人ひとりの本来の自分の能力を発揮して社会に役立つ喜びを味わっていけるのではないか?と思っています。

子ども達にも、この言葉のように、まずは、大人がやって見せ、わかりやすい言葉で言って聞かせ、失敗を恐れず挑戦させてみて、結果ではなくその取り組んだ過程を褒めていけば、子どもは自ら主体的に行動するようになると思います。

また、何か困難なことにあたれば話し合い、子どもの言葉に耳を傾け、その意見が間違っていなければ承認し、間違っていれば教え、大きな懐で任せてみると、どんどん勝手に育っていくのではないでしょうか?

最後にその成長した姿を感謝と喜びの気持ちで見守り、心から信頼すれば子どもの心には、誰も見たことのない、その子にしかない実がなると信じたいです。

 

 みなさんの「好きなフレーズ」「心に残っているフレーズ」「励まされたフレーズ」

是非、教えてください。                        (岩澤)