体を動かすって楽しいね!
当法人では、メリッサクラスからスポーツ教室を取り入れています。
今回は、なぜメリッサからスポーツ教室を取り入れるのか?についてお話しさせていただきます。
以下が皆様もご存じのスキャモンの発達曲線です。
一般型:身長、体重、臓器の発育のことで、2~13歳ころまで穏やかに成長し、14歳くらいから
急激に発育し、18歳頃には100%に達する。
リンパ型:免疫を掌るリンパ組織の発育を表す。6歳を過ぎると100を超え、12歳くらいから急激に低下していく。
神経型:器用さ、リズム感に関わる神経系の発育。脳、脊髄、感覚器の成長を表す。
6歳頃までに100%に近づく。
生殖器型:それぞれの生殖器の発育を表す。生後から成長は非常にゆっくりだが、思春期の14歳ころより急速に発育する。
この発育段階が、運動とどのような関係があるのでしょうか?
プレゴールデンエイジ(3~8歳)
運動の動きを覚えて基礎をつくる時期=さまざまな動きを体験させることが大切
ゴールデンエイジ(9~12歳)
高度な技術を習得してスキルを伸ばす時期=筋力などではなくテクニックを身に着けるのに最適
ポストゴールデンエイジ(13~16歳)
身体能力を向上させる時期=筋力、体力をつけるのに最適
このように、神経系がほぼ完成してしまう前段階の乳幼児期は「さまざまな動きを体験し、動きながら学ぶ」ということであり、この体験が多ければ多いほど、自分が思ったように体を動かすことができ、体を動かすことが楽しくなるのです。
また、忘れてはならないのが、スポーツ教室という集団での取り組みが、子ども達の心も成長させます。友達とのコミュニケーション能力、協調性、集中力、持続力、達成感、充実感、時には思い通りにいかない不満、忍耐力などなど、さまざまな気持ちを経験し乗り越えながら、「心育」もなされているのです。 (岩澤)