Column

平和な心で…

12月が近づくと街にクリスマスの雰囲気が広がり、ちょっとウキウキしますね。

私はキリスト教の短大に通ったので、クリスマスについても少し詳しくなりました。

皆さんもご存知の通り『救い主キリストの誕生』が本来の意味で、『平和』の始まり、とも考えられる

と思います。

さて、以下は以前にもコラムに載せたものですが、『平和』という気持ちにも合っているかと思うので、また載せさせて頂きます。

『ホ・オポノポノで変わった』という冊子を読みました。

聞いたことのない方が多いかと思いますが『ホ・オポノポノ』とは、ハワイで生まれた問題解決法の言葉だそうです。

私が初めて聞いたのは、法人の大江佳子 理事長からです。

『ありがとう・ごめんなさい・愛しています・許して下さい』という4つの言葉を唱えるだけで、自分も変わり、周囲も変わる、という内容のものでした。

ちょっとビックリしますよね。本当かなぁと思ってしまいます。

内容はこんな感じでした。

 あるお母さんが我が子に対して、この言葉を陰で言っていたら子どもが変わった、という体験です。

兄弟ケンカの絶えない子ども達に対して、いつもイライラしていたお母さん。

でもケンカが始まる度に隣の部屋で、子ども達の名前を言って「愛しています」「ありがとう」と唱えていたら、数ヵ月後にはケンカをしなくなったそうです。

また別の息子は散らかし魔だったのが、同様に唱えることで自然に片付けをするようになったとのこと。

後日お母さんは「“この子は片付けない子”という思い込みがあったのかもしれない」とありました。

これ、ポイントだと思います。

人はほんの些細なことで、相手を「この人はこういう人」と思い込んでしまうことが少なくないのでは

ないでしょうか。

人はいろいろな面を持っていて、良いところも、そうでないところもあるし、自分と考えが同じとは限らないのも知っているはずなのに…

自分の価値観や常識、相手への想いでもって、自分の思い通りになって欲しいと望むこともありますね。

この『ホ・オポノポノ』は気持ちを切り替えて、新しい目で見る1つの方法として、とても有効なものではないか…と思いました。

そのお母さんは「全ては私が(自分の想いが)問題だったのです」と言っています。

自分が穏やかで平和な気持ちになれば周りも変わってくる、ということでしょうね。

問題を解決するには様々な方法があるでしょうが、誰もが『平和と幸せ』を願っています。

モンテッソーリ女史も『平和が第一』と説いています。

子ども一人ひとりが自立(自律)し、しっかり自分の道を幸せに歩めるようになれば、大人になっても

自由で穏やかで平和的に解決できる人になる、と考えます。

 さあ、私達大人も固定観念や思い込みに囚われないで、明るく穏やかで自由に前向きに生きていきましょう!

子どもにとって一番の身近なお手本ですから!                  (加賀谷)