楽しく子どもの生活習慣を整えましょう
今年度が始まって1ヶ月が過ぎました。
新入園の子ども達は少しずつ園に慣れてきたようです。
進級した子ども達も1学年上がったことで気持ちが変わり、お兄さん・お姉さんになった自信が
行動にも表れてきた、という様子です。
さて、『生活習慣を整えよう』という言葉は、今まで何度となく聞いてきたと思います。
大切なことだ、とわかっていても、仕事・家事・育児…と、やるべきことがたくさんあって、
なかなか思うようにはいかないですよね。
乳幼児期は、まだまだ大人がコントロールしてあげないと生活習慣が身につかないし、乳幼児期
だからこそ大事にして、何とか上手く調節したいものです。
「寝る」「食べる」「遊ぶ」をスムーズに行えるように、大人も出来るだけ無理せず、時間配分を
工夫できるといいですよね。
例えば園から帰ってきて、すぐに夕飯が出せるように、親も子どもと一緒に早く寝てしまい、早朝
に頑張って起きて夕飯を作ってしまう、とか。
この時期なら早朝から空も明るくなるので、早起きが習慣になりやすいかもしれませんね。
あとは洗濯機のタイマーも利用していますか?
食洗器など、今時は助かる家電がいろいろ出ているので、それに頼るのもいいですね。
ほんの少しでも自分の時間が取れる可能性があるし、その余裕がイライラを緩和して過ごしやすく
なるかもしれないです。
【まずは自分を大切にして、心も穏やかに】自分の気持ちがそうでないと、子どもにも人にも優しく出来ないですからね。
それから、【自分にも、相手にも期待しない】というのも大事だと思います。
出来なくても『今は仕方ないよね~』『そのうち出来るよ』とフラットな考え方をするようになると、少し気持ちも楽になるかもしれません。
『どうせだから楽しく過ごそう!』と、ある意味ちょっと諦めモードになると、不思議と何となく
上手くいったりします。
『子どもの生活習慣』ですが、特に寝る時間は大切です。
年長児でも10時間ぐらい寝た方がいいそうですが、【早寝早起きの10時間】が大切で、
【遅寝遅起きの10時間】では、脳にも成長発達にも良い影響がありません。
例えば20時に寝て6時に起きる10時間と、23時に寝て9時に起きる10時間とでは、違いが
あるそうです。
これは朝日を浴びて朝食を摂って、遊ぶ時間帯には体温も上がり集中して遊べるということです。
逆に遅起きだと体温もしっかり上がらないので、よく考えられなかったり、力が発揮出来ない…
これが毎日繰り返され、習慣になると…子どもにとっては気の毒ですよね。
もし今、子どもの生活習慣で気になっているのであれば、この春からちょっと工夫して、楽しく良い生活に変えられるといいですね。
(加賀谷)