Column

始まりました!子年・2020年!

あけましておめでとうございます。

ご家族皆様、良いお正月を過ごされたことと思います。

「一富士 二鷹 三茄子」と言われますが、何か初夢は見ましたか?

今年は2020年、干支でも最初の“子年”。

切りも良くて、何だか良い年になりそうな予感がしますね。

今年は何と言っても、東京オリンピック・パラリンピックですね。

実際には見られなくても、この東京の空の下で選手の皆さんが力を出している、と思うと、熱い

気持ちになります。

さて、暑い東京の夏。

選手や応援する人達、それを取り巻くオリンピック全てに関わるものが影響して、CO2の排出量も多くなります。

アスファルトだらけの都会に加えて、東京湾沿いに高層マンションやビル群が建ち並んでいるので、海から陸に吹いてくる風も熱風になってしまっています。

世界で5番目にCO2の排出量が多い、という日本で、オリンピックの開催によって、なおさら増えてしまいます。

それをどうやって少しでも減らすか…

今までも、企業や私達市民が省エネやエコ活動で工夫はしていると思いますが、それでも足りない状況です。

12月にスペインで行われたCOP25(第25回国連気候変動枠組条約締約国会議)でも、日本は世界の中でも取り組みが薄い、と言われています。

スウェーデンの高校生グレタ・トゥンベリさんの発信から、世界中が意識したことと思いますが、

環境問題は地球人の全てが考えていかなくてはいけないでしょう。

今年の日本でのオリンピック開催を通して、少しでも先進国としてECOな取り組みが見せられるよう、普段の私達の生活からも見直していきたいですね。

因みに今年度の年中のテーマ活動が「ECO」です。

保育の中でエコに関して調べたり、自分達の行動で理解を深めています。

野菜を無駄なく使ってフリカケを作ってみたり、牛乳パックでの制作(フリスビー・ハガキなど)

やゴミのゆくえ、環境ラベルについても学んでいます。

年中だけでなく園生活の中で、ゴミの分別やペットボトルのキャップ集めは子ども達もよく知る

ところです。

園でも「どうぞのつくえ」に取り組み、皆さんから支援していただいていますね。

(ありがとうございます。今後も続けていきますので、ご協力よろしくお願い致します。)

 私達の住む街、東京でのオリンピック開催を楽しみつつ、環境問題にも目を向け、地球を大切にし、自分達も大切にすることを子ども達と考えていきます。

ご家庭でも毎日の生活の中で当たり前になってしまっている「ムダ=不ECO」を、今年はぜひ

子どもと考えてみて減らしていって下さいね!                  (加賀谷)