Column

爽やかな季節、5月

2019年度がスタートし、GWも目の前…季節もすっかり変わってきましたね。

新入園の子ども達は、少しずつ自分の居場所を感じてきているようです。

在園児も、一つお兄さんお姉さんになって、誇らしげな姿を見せています。

4月後半、それまでよく泣いていた0歳児が、少し慣れてきてニッコリしただけで「あ〜笑った〜!」「かわいいね〜」と大喜びする職員達。

そんな温かい光景を、(手前味噌ですが)嬉しく有難く思います。

 

 さて日本特有の元号も変わり、何となく世間がザワめいています。

それに加えて現代は(ビジネス用語で)『VUCAの時代』などと言われているそうです。

Volatility(変動性)

Uncertainty(不確実性)

Complexity(複雑性)

Ambiguity(曖昧性)

テクノロジーの進歩が急速で、予測は困難、世界の市場は不確実性や不透明性を増した状況。

その不安定なビジネスの状況を表すのにVUCAが用いられるようになってきた、とのことです。

Wikipediaより)

ただ、どんなに世の中が変わろうとも、人の成長過程はそんなに変わるものではないですね。

大切なのは『自分で考えて自分の足でしっかり歩んで行かれる人』に育てることだと思います。

どんな時代になっても、我が子には、周りに惑わされず『自分は自分』という自立(自律)した人に成長して欲しいですよね。

その為には私達大人も、揺らがない自分軸を持てるよう進歩していきましょう!

 

世の中は、いいこと半分、そうでないかもしれないことが半分になっているそうです。

これは以前にも書きましたが『陰と陽』『光と影』『西と東』『表と裏』…

どちらも大切で、どちらも無くては成り立たないのです。

予測が立たない世の中だとしても、生きていく上で忘れてはならない、大地に根付く安心感や上へと伸びていく力(ちょっと抽象的ですが、どちらも大切)を、子どもにも感じてもらい、しっかり育てていきたいですね。

混沌とした時代になっていきそうですが、私達大人も、人として大事なものを選んで、気持ちを

安定させて前を向いて元気に生きていきましょう。

この素敵な季節から、良い「気」を頂いて…ね。

                                      (加賀谷)