Column

子どもには早寝早起きの10時間睡眠を!

あっという間に運動会から約1ヶ月が経ちます。

子ども達は一生懸命走ること、皆で踊ること、お家の人と一緒に競技を楽しむこと…と、さまざまな経験をしましたね。

職員は毎年「今年の遊戯では何をやろうか?」と曲を決めて、振付を考え、子ども達に伝えて…と1から創り上げ、子ども達が徐々に形になっていく過程を見守っています。

初めは全く乗ってこない子も、段々参加するようになったり、逆に「この前はやってたのに今日は全然…」という場面もあります。

保護者の皆さんは本番の1回限りしか見られませんが、私達はそんな子ども達の成長する姿やプロセスを見ているので、より感動があるわけです。

こんな経験が出来る私達の職業って、本当に幸せでステキなものだなぁと、改めて感じます。

 

さてマジョラムでは年に2回、スポーツ教室で「フィールドテスト」という体力測定をおこないます。

運動会を経て身体を動かすことにより慣れたので、春とは結果も変わってくるでしょうね。

年長にもなれば数値にこだわる姿も出てきますが、年少はまだ周囲の物事に気が散ってしまい(地面のアリに気づいて走るのを止めたり…)測定どころではない子もいます。

それはそれで微笑ましく見守っていますが…

大きくなるということは、意識を持って取り組むことが出来る、ということ。

本当にスゴイ成長です。

その成長を応援するのが私達大人ですが、以前『早寝早起きの10時間睡眠が大切』と書いたもの、読んで頂けたでしょうか?

(昨年の「12月の園だより」なので新入園の方は、ご覧になってないですね)

生活って、なかなか変えられないのは、よくわかります。

ただ『遅寝遅起きの10時間睡眠』では全く意味が違う、ということを忘れないでいて下さいね。

夜は子どもと一緒にサッサと寝て、家事は朝早く起きてやる、のもいいですよね。

コミュニケーションのためにお父さんの帰りを待って夜更かしする、というのは、気持ちはわかりますが子どものためにはなりません。

身体と脳が成長する大事な時期だからこそ、子どもの生活を守らないと…ですね。

遅寝がよくないわけですから、夜のお出掛けに子どもを連れて行くのも出来るだけ控えましょう。

ご家庭で協力して、子どもの早寝を確保出来るといいですね。

「早寝早起きの10時間睡眠」が習慣になることで、精神的にも安定して落ち着いて考える力も備わりますし、身体能力もアップします。

子どもはあっという間に大きくなってしまいます。

ちょっとの工夫で良い生活が重ねられると、子どもにとってきっといいことがいっぱいありますよ。

保護者の皆さんも、仕事と家事と育児…で本当に大変ですが、あとちょっとの頑張りを期待します!