法人合同研修
先日、私達清香会の関東圏の合同研修会がありました。
毎年、行っていますが、今回は…
・統括園長の大江恵子より法人の今年度の事業計画の中からの話
・講師の方2名の講演
・福岡2園の年長児の取り組み
・福岡の清高保育園95周年&こどもの園りとるぱんぷきんず15周年 姉妹園交流夏祭り報告
・関東で勤続10年の表彰
といった内容でした。
今回の講師は、(株)アイギスの脇 貴志さんに危機管理「虐待とSNSについて」と、クラウンKちゃん事、大棟 耕介(おおむねこうすけ)さんのお話を伺いました。
大棟耕介さんは現在『入院中の子ども達のところへ出向いてクラウンの姿で元気づける』という活動をされています。
インフォメーションにチラシを貼りましたが、それ以外ではサーカスのようにパフォーマンス公演も行っています。
「クラウン」というのはサーカスでも最高の地位だそうで、臨機応変にその場でいろいろなことが出来る人のことです。
目の前の人達を見て(これがコミュニケーションの第一歩)何をしたらいいか見極め、相手に合わせてパフォーマンスする。
特に大切なのは、常に大袈裟にリアクションすること。それは相手によって、答えが一人ひとり違うから、だそうです。
また、「相手の背景に寄り添う」ということも話されていましたが、入院している子どもとその家族にとって、自分達がどう接したらいいか考えながら向き合っている、とのことで、私達職員にも通じるお話が聞けました。
福岡2園の交流夏祭りは、保護者や卒園生も加わっての開催で盛り上がっている写真を見ました。広場を借りて1メートルもありそうな舞台を設営し、園児の和太鼓や卒園児の和太鼓の発表。その他、保護者のダンス発表なども含め、大人も子どもも皆で楽しんでいました。
周年という大きなイベントで、準備にも時間が掛かったと思いますが、この日を迎えるために、大人達は何度も会議を重ね、当日は台風の心配もしながら成功させました。
損得なしで持てる力を出し合い、人と人のつながりで想いを実現させ、成功裏に終わらせるというのは、本当に充実感と誇りに思えたことでしょう。
いつか中野でも、このように卒園生や保護者・職員で何かイベントに取り組めるといいな…と思います。
統括園長の大江恵子からは、今年度のテーマ『自立・自律』について、改めてその想いが話されました。
職員が保育の専門性を深めると共に、人間性を高めることが重要。職員が一丸となって理念『新しい保育の創造』を追い求めることが社会貢献になる。そのために一人ひとりが自立(自律)し、自分の役割を全うしよう!と意思統一する場になりました。
今後も子ども達のために、また私達自身のために、自己を高め成長していきます。(加賀谷)