Tsnuggle(つながる)一歩
今年は続々とお祭りが再開され、各地域が盛り上げっているのを目や耳にする機会が増えました。
先日私も地元のお祭りに参加し久しぶりにお神輿を担いできました。息子もお祭りデビューを果たしました。
でも…よく周りの人から聞かれるんです。「何がそんなに楽しいの?」と。
そう聞かれてみると、そういえば何が楽しいんだろう?と思って自分なりにちょっと考えてみました。
★それぞれの地域や神輿の会によって異なる掛け声が楽しい
⇨一般的に「わっしょい」のイメージがありますが、お祭りの場であまり聞いたことはありません。
「せいや」「うり」「そりゃ」「まえだ!」「サー」などの掛け声があり独特のリズム感がたまりません。
ちなみに私はサー派です。「えっさおいさ」のさが強調された掛け声、だなんて言われています。
★お神輿を担いでいる合間(休憩ポイント)で飲む冷えたビール(笑)
★みんなでワイワイしている楽しい空間や雰囲気と協力している状態
★知らない人と仲良くなれるチャンス、昔の知人や友達に再会できる などなど
なかでも、知らない人と仲良くなれる、昔の友達に会えるというのは大きなポイントです。
年に一度しか会わなくても、今年も元気そうだな、と互いの様子を見れる貴重な機会にもなっています。
地域に住む人たちが顔見知りになり横のつながりができてくると、自分はもちろん、自分の子どもたちの顔や名前も
覚えてもらえます。知っている人を増やすということは大切なことで、防犯意識を高めることにもつながります。
園のお散歩でも、散歩先で会った園には必ず挨拶をしたり園名を名乗るようにしています。なにかあったときに
助け合える関係性を作るのはこうした日々の積み重ねです。
さて、先日の保育参観では事業計画、組織テーマ「Tsnuggle(つながる)」と園テーマ「えん」についてお話をさせて
いただきました。
テーマ保育の一環で、マジョラムでは日本のルーツを知らせようと各地のお祭りの紹介もしています。
お祭りといえばもうすぐ夏祭り!ですよね。子ども達から「チョコバナナ楽しみ!」「ヨーヨーやるんだ!」と
期待を寄せる声が聞こえてくると私たちもワクワクします。
夏祭りはおうちの人と一緒に夏のひと時を楽しんでほしい、そんな思いをこめています。
前日には歌の発表も予定しています。(今年度の夏祭りは前日の歌の発表と当日の出店の二部構成です)
夏祭りになぜ歌の発表?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これも一つの段階です。
2月には、生活発表会で本物のステージに立ちます。その前段階として人前に(ステージ)立つことに
慣れて欲しい、発表をするということを知らせたい、子ども達一人ひとりにスポットを当てたい、そんな願いを込めて
歌の発表を取り入れています。
発表は必ずしも「歌」である必要はないのですが、子ども達が親しみ、歌い慣れた曲があるので、ぜひご紹介したいと考え
今年度も歌の発表をすることにしました。
ご家族みなさんの夏の思い出の1ページになりますように…!