~伝承と伝統~
あけましておめでとうございます。
年末年始どのように過ごされたでしょうか?
おせちやお雑煮、昔ながらの遊びなどをした方も多いのではないでしょうか。
グローバル社会になり、海外の文化に触れる機会も多く、海外を身近に感じるものも
たくさんありますね。
日本で育った子ども達には、日本の文化も理解し、いつか海外の方にも紹介できる大人になってもらいたいと思っています。
子ども時代だからこそ日本の伝統文化などを伝え、概念を身に着けてもらうことも大事だと考えます。
特に地域の特色が色濃く出るのが、お正月ではないでしょうか。
かるた・すごろく・凧揚げ…などの遊びも子ども達の中ではとても身近で魅力的です。
また日本では剣道・柔道といった武道や華道、茶道など「道」が付くものも伝統・文化の一部となっています。
さて今回は食の視点からお伝えします。
日本食は無形文化遺産に登録されました。
「食文化」とは、食がもたらす伝統・行事・儀式・社会的生活習慣、それらに関わる
技術や知識が対象で、これから守って継承しながら育てていくものです。
和食が登録された理由は…
・「日本の伝統的な食文化」であること
・「世代を超えて受け継がれて地域の結びつきを強めている」ことが評価されています。
食は子ども達にとっても、文化や伝統を知ったり、再確認できる身近なものです。
特にお正月のお雑煮は、それぞれの地域の色が出ます。
先日たくさんのレシピがインターネット上に載っていたので、日本地図と照らし合わせながら子ども達と一緒に調べたり、話しをしました。
(一例を次のページに添付します)
普段から食卓に乗っているかもしれませんが、ご家庭の味を、食文化として是非、
子どもに知らせて下さいね。
例えば、おでん🍢や鍋物の具材、味付けも、地方によって違いがありますよね。
味と共に、保護者の皆さんが育ってきた環境も子どもに話してあげて下さい。
そういう何気ないおしゃべりが、『しあわせ』そのものだと思います。
(染谷)