家族の時間と協力
皆さんも育児、仕事、家事と日々目まぐるしく1日が終わるのではないでしょうか?
私はあっという間に1日が終わってしまいます。そこで、どのようにすれば時間の短縮になったり、
家族でコミュニケーションを取ったり、自然と協力し合えることは何だろう。。。と考えました。
子どもと一緒に家事をしたり、身の回りのことを伝えたりする時、いつもと違う言葉で話すと、親子共に考え方も視野も広がっていくことがあります。
そんな、「時間」と「協力」に気持ちを向ける言葉を紹介します。
◎先憂行楽(せんゆうこうらく)
大変なことや面倒なことは先にすませておけば、後で楽ができるという意味です。
やらなければいけないことは出来るだけ短い時間で済ませたいですね。完璧に全て終わらせようとしない!
頑張りすぎない!でいいのではないでしょうか。残った分は週末などに回したり、夫婦で分担・協力したりして、残りの時間はたっぷりと子どもと関わったり(絵本の読み聞かせ、絵を描いてそこから会話をふくらませる、
ぎゅっと抱きしめて触れ合うなどなど)、自分のためにリラックスタイム(好きな香りを楽しむ、ゆっくりバスタイム、読書など)にしたり、子どもが寝た後は夫婦で乾杯したり?
短時間でも話すこと、聞いてもらうことでお互い「いい一日だったな」と思えますね。
◎ひと遊び(仕事)、ひと片付け
ひとつ遊んだら(仕事をしたら)次のことに移る前に一度片付けをした方が効率は良いものです。
料理をする時、鍋や使わない道具をしまうだけで効率が上がりますよね。我が家でも、連休に子どもと食器棚を
片付けました。すると、姉妹で夕飯の準備をしてくれる日が増えたのです。
これと同様に、子どもが自ら片付けることが出来るよう、配置やおもちゃを入れる箱を再検討してみるのもいいかもしれません。子どもの届く高さに配置、見てわかるマークをラベリングするなど、ひと工夫でグン⤴と片付けも楽しくなります。
物の管理が上手に出来ると、なくしたり探したりすることが減り、時間も短縮されます。
また、元の場所に置く時、乱暴に適当にしないで丁寧に置く習慣をつけたいものです。子どもは大人の姿、様子をよく見ているので、物の扱い方を伝えながら一緒に片付けるといいですね。
これで次の活動にも気持ちよく進めます。
◎いつもにっこり笑うこと、人の身になって思うこと、自分の顔を恥じないこと
これは「泥かぶら」というお話の中に出てくる言葉です。ひどい言葉をあびせられ、心も荒れた女の子泥かぶら(あだ名)に、ある旅人がこの3つの言葉を伝えました。半信半疑でこのことを心がけてから、変わっていくという内容です。
「笑う門には福来る」ということわざがあるように、笑顔にはたくさんの幸せをもたらす力があります。自分も相手も明るい気持ちになりますよね。
人の身になって思うことはなかなか出来ることではありませんが、相手の立場になって、相手の性格や環境、
その他諸々の事情をひっくるめて受け止めた上で、相手の気持ちを想像する。
お互いに協力し合い、笑顔で、他人にも家族に対しても良いコミュニケーションを心がけていきたいですね。(竹田)