Column

「ACTIVE」自ら学ぶこれからの時代に向けて~法人合同研修が開催されました~

 

去る7月14日(日)に、年に1回開催される法人合同研修が行われました。
およそ170名の職員が集まり、研修を行います。
その中で、永年勤続の表彰、皆勤賞などを祝いました。十思では、治先生が勤続10年目を迎え表彰されました。
十思が開園と同時に勤務スタートですので、十思の歴史を知る唯一の職員となりました。いつまでもお元気で、十思と共に子ども達の成長を見守ってほしいと思います。

 

 さて今年の研修は大きな取り組みをしました。それは新たに企画した「フェス」タイプ。

テーマは「ACTIVE」です。

それぞれの園が自園の強みである内容を企画し、ブースを作り、姉妹園の職員が自ら学びたいところに参加する自主参加方式です。
十思は子ども達にも活かせる「ハンドベル演奏」について研修を企画しました。奏法から実演まで、子どもには無限の可能性があることを伝えながらハンドベルのすばらしさを分かち合いました。なぜそのようなフェス形式になったか?目的があります。

①   受け身の研修ではなく自ら積極的に学ぶ。

②   チームで協力し、企画運営を行う。

③   それぞれのプレゼン力のアップを図る

与えられた研修を受けるだけでは知識を入れ込むだけになってしまいます。
今の子ども達にとって何が必要か?もっと保育の技術向上のためにはどのようにすればいいのか?人財育成をするために何を企画したらいいのか?など一人ひとりの職員が考え、協力して作り上げる。それをアウトプットすることこそが、それぞれの学びになると考えます。
また、その作り上げる過程が職員の意識を向上させ、子どもにとってより良い保育を考える場となり、自信をつけ、保育士として成長していきます。

保育の現場でも子ども達に、どうすればいいのか?考えてみよう…という場がたくさんあります。いろいろな経験をとおして、自分で考え、自分の意思で行動する。そうしながら子どもは自ら自立に向けて成長していきます。大人も子どもも同じですね。
これからの人生は100年生きることになるといわれています。生きていくために必要なことは学び続けること。さまざまな経験を通しながら、これからの変動していく世の中に対応できるように、常に情報をキャッチし、子ども達に還元できるように取り組んでいきたいと思います。

竹田 たまみ